コミュニティサイクル(シェアサイクル)の使い方と、実際に利用して感じた注意点

東京都心で暮らしていると、自分の自転車ですら所有できないという状況がありえます。

我が家が暮らすマンションでは、自転車ラックは1世帯に1台分しか割り当てられていません。そして、その1台分には、妻用の子ども乗せ自転車が置いてあります。もし私の自転車を買ったとしても、置く場所がないのです。

でも、家族で自転車で出かけたい、というときもあるんです。

そんなときに「コミュニティサイクル」(シェアサイクル)を利用すれば、家族そろって自転車でお出かけすることができます。今回は、便利な「コミュニティサイクル」についてご紹介します。

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コミュニサイクルとは?

コミュニティサイクルとは、特定の地域内に設置された複数のサイクルポートのどこでも借りることができ、返却することができる自転車です。

サイクルポートに自転車があれば、好きなときに借りることができて、しかもレンタカーやカーシェアとは違って、別のサイクルポートに返すことができます。つまり、乗り捨てができるんです

しかも、自転車は電動アシスト付自転車なので、坂道を登るときにも苦になりません。さらに、運営母体はNTTドコモなので、安心して利用することができます。

対象地域について

2017年1月23日から文京区も対象地域となり、2017年5月現在、以下の6区で利用が可能です。

千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区

これらの地域にある約200のポートで、自転車を借りたり、返したりできます。借りる区と返す区が違っても大丈夫です。

ということは、例えば、新宿からお台場や豊洲まで自転車で行くということもできるということです。

また、ポート自体もたくさんあるので、「仕組みは便利だけど近くになくて使いづらい」なんてこともありません。

実際、これだけ広いエリアでサービスが提供されているので、利用している方も多いです。都心部にいると、1日に1人はコミュニティサイクルを利用している方を見かけます。

料金プランについて

コミュニティサイクルは便利ですが、当然お金が必要です。ただ、個人的には十分にお金を払う価値のあるサービスだと思います。料金プランは以下の3つがあります。

1回会員

1回借りて返すまでの間に料金が発生します。このプランでは基本料金が不要で、借りるごとに、借りている間の料金を払えばOKです。なお、一部ポートを除き、24時間いつでも借りることができます。

料金は最初の30分が150円で、30分を超えた場合は30分ごとに100円となっています。

1回ごとに料金がかかるので、例えば、午前中に10分借りて返却した後、午後にもう一度15分だけ借りたという場合には、合計時間は30分に満たないですが、2回借りているので、300円(150円×2回)が必要料金となります。

このプランは、たまにコミュニティサイクルを使うことがあるという方に向いているプランです。料金の支払いは、クレジットカードかドコモケータイ払いで行います。クレジットカードは、5大国際ブランド(VISA,MASTER,AMEX,Diners,JCB)のカードが使えます(以下共通)。

月額会員

通勤や通学などでコミュニティサイクルを頻繁に利用する方向けのプランです。

1か月あたり、2,000円+消費税の基本料金が必要です。

基本料金が必要となる代わりに、月に何度利用しても30分以内は無料です。1回の利用が30分を超過した場合には、30分ごとに100円の利用料が発生します。

”30分以内の利用であれば何度利用しても無料”というところが重要なポイントです。借りてから20分経過したけれども、まだまだ目的地に到着できそうにないという場合には、一度近くのポートに返却してしまえばいいんです。

そして、その返した自転車をまたすぐに借りるということを繰り返せば、30分ではたどり着けないような距離の場所にもコミュニティサイクルで行くことができてしまいます。

このプランも一部のポートを除き、24時間利用することができます。

料金の支払いは、1回会員と同様に、クレジットカードがドコモケータイ払いで行います。

管理人は、この月額会員になっています。

1日パス

購入当日の23時59分まで乗り放題となるプランです。1日中自転車を利用したいという方向けのプランです。外国人の方でコミュニティサイクルを利用している方を見かけますが、おそらく自転車で都内観光を楽しんでいらっしゃるのでしょう。

このプランはどこで購入するかによって料金が異なります。

有人窓口購入

1,500円/1日分+専用ICカード発行料500円となっています。支払い方法は現金のみです。

有人窓口は、秋葉原ワシントンホテルや銀座キャピタルホテル、ホテルサンルート新橋などにあります。観光客向けにホテルに窓口が用意されているということですね。

無人登録機購入

1,500円/1日分となっています。支払いはクレジットカードまたは交通系ICカードで行います。

ただし、クレジットカード決済の場合は、一度返却すると利用終了となってしまいますので、複数回貸し借りをする場合は、利用を終了するときのみポートに返却するということに注意が必要です。

無人登録機は、ドコモショップ、公園、駅など、区によって設置されている場所が異なります。

会員登録で必要なもの

1日会員と月額会員

1日会員と月額会員に登録する際には、通話とメールの受信が可能な携帯電話かスマートフォンが必要です。また、クレジットカードも必要となります。

自転車を借りるとき、操作パネルに暗証番号を入力する方法とICカードをかざすという2種類の方法がありますが、ICカードを利用するという場合には、SuicaやPASMOなどの交通系ICカード、またはおサイフケータイも必要です。

1日パス

有人窓口

現金、通話可能な携帯電話、本人確認書類が必要です。

無人登録機

クレジットカード支払いの場合

クレジットカード、通話可能な携帯電話が必要です。

交通系ICカード支払いの場合

交通系ICカード(Suica、PASMO等)、通話可能な携帯電話が必要です。

実際の利用の仕方

事前準備

1日会員、月額会員の場合

1回会員や月額会員として利用する場合には、事前にWEBサイトで会員登録をしておく必要があります

会員登録の際の選択項目として、「会員証登録」という項目がありますが、「登録する」を選択すると、自分のSuicaやPASMO、おサイフケータイなどのICカードを、コミュニティサイクルを借りるときの鍵として使用することができます。ICカードの登録は、会員登録後でも、WEBサイトのマイページにある「会員情報」から行うことができます。

ICカードの登録をする場合は、WEBサイトでの登録手続き後に、登録したメールアドレスに8桁のパスコードが送られてくるので、このパスコードを使用して、初回だけ、自転車の操作パネルでICカードの登録を行う必要があります。

 ICカードを利用しない場合は、借りる度にWEBサイトで4桁の番号を取得し、自転車の操作パネルにその番号を入力して借りることになりますので、会員登録まで完了していれば大丈夫です。

1日パスの場合

有人窓口

料金を現金で支払って、ICカードを発行してもらいます(このICカードで鍵をあけることになります)。

無人登録機

交通系ICカードで支払いをすれば、そのICカードを鍵として利用できます。実際の準備の仕方が、次の項目のYou Tube動画で紹介されています。動画は1分あたりから始まりますが、1分あたりまでに無人登録機での登録が紹介されているので、その部分を見たい方は、最初から見てください。

クレジットカードで支払いをする場合は、支払い後に発行される領収書に鍵を開けるための4桁の番号が記載されるので、その番号を確認しておきます。

実際に自転車を借りるとき

千代田区公式チャンネルの、とてもわかりやすい動画がありますので、引用させていただきます。

ICカード登録済で、ICカードを利用する方は、この動画のとおりにICカードをかざすだけで利用を開始できます。

ICカードを利用しない方は、借りる自転車を決めた後、WEBサイトにログインし、その自転車の番号を選択します。すると、4桁の番号が表示される(メールでも届く)ので、スタートボタンを押した後、ICカードをかざす代わりに、その4桁の番号を入力すればOKです。

返却については、動画の1:57~を見れば、すぐにわかります。

利用して感じた注意点

管理人が実際にコミュニティサイクルを利用して、注意が必要だと感じたことをご紹介します。

●電動アシスト自転車なので、バッテリーがなくなる可能性があります。利用開始の前に、どれくらいバッテリーが残っているかを確認しましょう。40%以上残っていると安心です。

●利用開始前にタイヤの状態やハンドルの向きに問題がないかも確認が必要です。

●ポート内でしか返却ができないようになっていますが、ポート内であっても、ポート内であることを自転車が認識できずに返却できないことがあります。この場合は、ポート内で場所を移動すれば問題なく返却できますが、返却にとまどっていると利用時間が30分を越してしまうことがありますので、時間に余裕を見て返却した方が良いです。

●ポートによっては、全て貸し出されてしまっていて、利用できる自転車が1台もないということがあります。急いでいるときは、近くの別のポートも事前に調べておいた方がいいかもしれません。WEBのマイページから駐輪場ごとの利用可能台数を確認することもできます。

このほか、当然のことですが、安全運転を心がけましょう。

利用シチュエーション例

管理人は以下のようなシチュエーションでコミュニティサイクルを利用しています。

家族でのおでかけ

妻と娘は我が家で所有している子ども乗せ自転車に乗り、私がコミュニティサイクルに乗ります。

カーシェアの駐車場までの移動

カーシェアで借りたい車が自宅の近くにない場合、遠方の駐車場まで借りに行く必要があります。カーシェアの駐車場は、借りた後に自転車等を置くことが禁止されているので、自宅で所有している自転車を利用して借りに行くことができません。

コミュニティサイクルであれば、カーシェアの駐車場近くのポートに乗り捨てることができるので、駐車場の近くまで自転車で行くことが可能になります。

通勤

コミュニティサイクルを利用すれば、通勤ラッシュ時の電車に乗る必要がありません。

また、仕事が終わった後に妻と合流するという場合にも、私の会社の近くのポートで借りて、妻の会社の近くのポートで返すという利用の仕方ができます。

一人でサイクリング

有給休暇を取得したときなどに、一人で出かけることがあります。このときに電車ではなくコミュニティサイクルを利用しています。皇居の横の道路は景色が良く、この道路を自転車で走ることが個人的にとても気に入っています。

最後に

コミュニティサイクルの使い方や注意点などをご紹介してきました。

コミュニティサイクルは、簡単に利用できて非常に便利です。この便利さは、一度知ってしまうともう止められません。

現在、東京都心のコミュニティサイクル事業は、実証実験という形で運営されています。今後も継続的にサービスが提供され続けるためには、より多くの人に利用していただく必要があると思います。

今回初めて知ったという方も、何となく見たことがあったという方も、是非一度利用してみてください。そして、継続して利用してみようという方が増えてくれたら、とても嬉しいです。

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